BOWMORE SPRINGTIDE(ボウモア スプリングタイド)
今日は、ボウモアのスプリングタイドとの出逢いがありましたので綴ってみます。
熟成年数を表示していないことに気づく
スコッチ・ウイスキーを好んで揉まれる方ならすぐに気づくと思いますが、このスプリングタイドのように、ブランド名とタイトルの後と並んで必ずと言えるほど書いてることが無いラベルが増えています、
それは、熟成年数の表記が続かないシングルモルトウィスキーです。
これが、最近増えているように思います。
今までは、シングルモルトウィスキーといえばは「タイトル 年熟成」のお約束の表示があります。
とにかく熟成年数の長いものは高い価値があると思われるし、またその通りです。
ところが、そもそも熟成年数=価値とは限らないという考え方が増えてきたという記事を読んだことがあります。
ブレンデッドウィスキーでは「タイトルのみ」ラベルも多くなっているのがその根拠なのかもしれないです。
酒器は酒との時間を豊かにするバイプレーヤー
私は、そう多くのシングルモルトを飲んだわけではないですが、ときにこのように素敵なbarで素敵な酒器で味わえる時間が有ることが至福のひとときであると思います。
ここのBarは、素敵な酒器に丸く削られた氷。
素晴らしい演出ですね。
この写真は、メーカサイトから借りてきたものですが、バカラのローハンです。
私のようなレベルの者は、このような素敵なタンブラーに出会ったことはもちろん自宅に有るわけでもなく・・・
少し、成長できたような気にさせてくれる演出である。
ボウモア スプリングタイドはどんなお酒なのか
グラスから立ちのぼる香りは、しっかりとした甘いイメージで、その香りにしびれるような危険な印象がある。
口に含むと、情熱的な熱さの中にスッキリとした力を感じます。
徐々に氷で落ち着いた味になると果実味のような甘さを感じられるゆとりが生まれる。
そして、この色が何より素敵である。
スプリングタイドは、シェリー樽のニュアンスがしっかり出ていて豊かな色合いです。
テイスティングでもダークシェリー、糖蜜タフィーやレーズンをイメージされるのはこの色からも想像できる。
夏の海や塩のイメージを語られるレビューを見たことがあります。
本当に良い色合いから様々なイメージが湧いてきます。
ぜひ、一本持っておきたいシングルモルトであることに間違いない。
銘柄:BOWMORE SPRINGTIDE(ボウモア スプリングタイド)
地域:Islay, アイラ
樽:Oak, Oloroso Sherry, オーク、オロロソシェリー
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル
オロロソ・シェリーカスクを使ったスコッチには「グレンリベット ナデューラ オロロソ」も有名ですね。